あかりの日  

   照明学会をはじめ照明関係4団体(社団法人日本電球工業会、社団法人日本照明器具工業会、

 社団法人日本電気協会)は「照明文化の向上による豊かな社会の創造とエネルギーの有効活用」

 をめざし、照明のもつ意義をあらためて認識するとともに正しい照明知識の普及と啓発活動を推進

 する手段として、昭和56年に  10月21日を「あかりの日」 と制定しました。

 1879年の10月21日、エジソンによって開発された実用的な白熱電球が40時間点灯した日で、この日にちなみ、

その偉業をたたえて制定したものです。

 

  トーマス・アルヴァ・エジソンThomas Alva Edison、エディソン、1847年2月11日 - 1931年10月

 18日)はその生涯においておよそ1300もの発明を行ったアメリカの発明家であり、起業家である。

  研究所のおかれた地名にちなんで、「メンロパークの魔術師(The Wizard of Menlo Park)」と呼ばれ

 た。リュミエール兄弟と並んで映画の父ともいわれている。ゼネラル・エレクトリック(GE)の創業者でも

 ある。 日本では長らく「エジソン」という慣用表記が定着してきたが、最近は原名に近く「エディソン」

 「エディスン」とつづる場合も見られる。

  電気の日

 電気の日は3月25日です。 

昔は電気といえばすぐに照明をイメージしましたが、実は電気の記念日も照明に関係しています。

 電気の日はエジソンの実用的電球が点灯される1年前の1878年(明治11年)、日本で初めてアー

ク灯が東京で点灯されたことを記念して昭和2年日本電気協会によって制定されたものです。

 世界では1863年フランスのある港の灯台にこの光が点灯され実用化の運びになりました。

今日、アーク灯の光を普通に目にすることはできませんが、その光はまるで日中の太陽光のように

白くまぶしかったようです。

 1882年(明治15年)銀座2丁目の街灯にアーク灯が点灯したときの様子が浮世絵に出ています。

そこに書かれている文字に「アーク灯の光があたかも白昼のごとき・・・」とあります。

   明るさはロウソク2000本(電球の60Wに換算するとおよそ30個分)と言われていますが、

 いずれにしてもその光の全てが小さな点から放射されることを想像してみてください。

 これは電気溶接の光と同じで直視できないくらいまぶしいです。

   さらに紫外線や煤が生じる、また点灯持続時間が短いなどからその後に発明された白

 熱電球の特性を超えることができず結局、この光は自然消滅してしまったようです。

   東京の銀座にアーク灯が点灯されたわずか2年後、上野駅に日本で始めてエジソン電

球が点灯されています。その後の電球の普及速度を考えるとアーク灯の寿命がいかに短かったことが分かります。

銀座にアーク灯が点灯された場所の痕跡が今でも碑になって残っております。

 その碑は浮世絵に出ているものと似たような絵になっています。アーク灯が初めて点灯れた場所から近いところには、

銀座で初めて点灯されたガス灯のモニュメントも残されています。